ホンマでっか!?TV 聞こえないはずの音が人の心を励ます!?

9月12日の「ホンマでっか!?TV」から、励まされたり癒されたりしそうなことを中心に覚えておきたおことをピックアップ。

川の音など自然の音を聞きながら生活すると、癒やされるだけでなく寿命も延びるというが、聞こえないはずの音でも励ましになるというのがホンマかいなぁと心に残った。

心を籠めずにテキトーに「応援してるよ」と義理チョコならぬ義理Lineでも、応援になるのだろうか?

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聞こえないはずの音でも人の心を励ます

心理評論家の植木理恵先生によると、聞こえていないはずの音が、人の心をcheer up するということが、実験で実証されているという。

野球チームで実験

どんな実験かというと、観客が一人もいないところで野球の試合をする実験。

アメリカで行われたという。

Aチームには「この試合をモニターで1000人の人が応援している」というウソの情報を与え、Bチームには何も情報を与えない。

そうすると、Aチームのほうが、7~9割の確率で勝つ。

実際に応援が耳に入っていなくても、応援しているという情報だけで、力が発揮されやすくなる。

誰かが応援しているということを知っている知識の領域と、実際に音楽とか音とかを聞いている脳の領域が近似していて、その部分が活性化するのだという。

子どもの運動会とかに、お父さん・お母さんが忙しくて行けなくても、「応援しているよ」と伝えることで力になる。

「何時何分の100メートル走のときに、お母さん、すごい念じているからね」などという情報を伝えることが、子どもの力になる。

鈴虫は一定の鳴き声なので落ち着く

生物学評論家の池田清彦先生によると、夏になるとセミの音がうるさいという人が多いが、ミンミンゼミとかツクツクボウシとかは、鳴くテンポがどんどん速くなる。

テンポが速くなると、人間はそれに合わせて興奮してくる。

それがときに、イライラの原因になる。

それに対して、鈴虫の鳴き声は、リーンリーンリーンと一定に鳴くなので、心が落ち着く。

元気のないときはヒグラシ

ゲストの清塚信也さんは、ヒグラシが大好きで、移動のときや元気のないときに、ヒグラシの鳴き声を携帯でよく聞くという。

テーンテンテンテンテン・・・と、少し音程が下がって、しかも、リズムがだんだんゆっくりになっていって、デクレッシェンドをしていく。

夕方鳴くカナカナは、カナカナ カナカナ カナカナ・・・と徐々に鳴き声がゆっくりになるので、心が落ち着くという。

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