12月16日の「世界一受けたい授業」で、脳をだまして悩みを解決する方法が紹介。
教えてくれたのは、『ブレイン・プログラミング』『話を聞かない男、地図が読めない女』などの著者・バーバラ・ピーズ先生。
脳をだますとは?
脳をだますとは、自分で脳に良い方向に思い込ませること。
それで、悩みを解決できるという。
一見むずかしそうだが、ちょっとしたコツで人生は驚くほど思い通りになる。
脳をだますことで依存症を解消
例えばたばこをやめたいときは、目標を手書きするのがよいが、絶対に書いてはいけない言葉がある。
それは「二度とタバコは吸わない」
否定的な言葉を使っているのが良くない。
「二度とタバコは吸わない」と書いているときに想像しているのは、タバコを吸っている自分なので、逆に吸いたくなってしまう。
脳は基本的に、肯定的な言葉だけしか想像できない。
「私はタバコをやめた」などの、あたかも目標を達成したように書くと良い。
勉強も脳をだます
脳をだますことで学力もアップする。そのためには、勉強中に休憩を複数回すると良い。
休憩をとることで、成績も効率もアップする。
休憩をとらずにやったほうがはかどりそうだが、それだと脳は勉強をどれだけやったかわからないという。
休憩をとりゴールに近づいていることを実感させることで、集中力とやる気がアップする。
緊張も脳をだます
緊張も脳をだますことで、和らげられる。
緊張しているとき、脳は体内にストレスホルモンを分泌する。
それを解消するために力こぶを作ると良い。
頭で考えるだけではなく体を使うことで、脳をだませる。
緊張したときに、あえて強いイメージの力こぶを作ることで、脳が自分は強いと体に指示をおくる。
すると、体内のテストステロンが上昇しストレスホルモンが減り、自信がわいてくる。
子どもの脳は親が良い方向に向けてあげる
子どもが自分が優しい子だと実感させるために、「優しいね」のあとに「誰々も言っていたよ」と付け加える。
人は面と向かって褒められるよりも、人からまた聞きしたほうが、より大切で信頼度の高い情報だと認識する。
どんなピンチでも脳を良い方向に思いこませれば、チャンスに変えることができる。
あきらめる前にポジティブに考える癖をつける。
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