2月25日の「世界一受けたい授業」に、TEDで2015年最も人気の講義に選ばれた元ニューヨーク大学の心理学者ガイ・ウィンチ先生が登場。
心が傷ついたときに、きちんと知っていれば人生が変わるということを教えてくれた。
・世界一受けたい授業 2/25 もし家族ががんになったら、不安の原因を一緒に探す
人間関係で悩んだらノートに自分の長所を5つ書く
友達とけんかしてしまったときや人間関係で悩んだときには、ノートに自分の長所を5つ書くだけで心のショックがやわらぐ。
人間関係のトラブルがあると、自分が価値のない人間に思えてしまう。
自分が得なことを文字にして再認識すると、無意識に自分に自信がつき、心の痛みを柔らげることができる。
人見知りを克服するには爪をキレイにする
人とのつながりを断ち孤独感を多く感じている人ほど、うつ病・自殺願望・不眠のリスクが高い。
人見知りを克服するには、爪をキレイにするとよいという。
人見知りの最大の原因は、自分に自信がないこと。
爪をキレイにしたり、髪や服装などにどこかひとつ自分の自信が持てる場所を作ることで、人見知り克服に効果がある。
爪は自分の目で見ることができるので、キレイにすると無意識に自分に自信がつき、堂々と人と接することができるようになるという。
仕事の種類などで派手なネイルなどができない人も、キチンと爪を整えたり、あるいは、アイロンの効いたシャツを着るなどすれば、自分に自信を持てるようになる。
大きな失敗をしたときは笑い話にする
失敗を何度も思い出す人は、そのたびに自分を低く見てしまう。
悪化すると「何をやってもダメだ」と自信を失い、何も努力することができない人間になってしまうことも。
誰にでも恥ずかしい失敗はあるもの。そんなときは、笑い話にする。
恥ずかしい失敗を笑い話にすれば、嫌な思い出やトラウマも、話のタネとしてポジティブに向き合えるようになる。
緊張を緩和するにはポジティブな独り言を言う
リオ五輪女子バドミントン銅メダルの奥原希望選手は、試合前に「ここまで来た。今までやってきたことはすべてここで出す。そして自分を信じてあきらめない!よし!」とつぶやく。
2年連続トリプルスリーのヤクルトの山田哲人選手は、打席で「All is well.」とつぶやく。
緊張すると呼吸が浅くなって、酸素不足で頭が回らなくなる。
独り言を言い気持ちを落ち着けることで、呼吸のリズムを戻し本来の力を発揮できるという。
ただその時の気持ちをポジティブに、自分にやさしい言葉をつぶやくと良い。
小さな声でも、実際に声に出すことが重要だという。
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