4月30日の日本テレビ系「世界一受けたい授業」に、100万部超の大ベストセラー「嫌われる勇気」の著者として、岸見一郎先生が登場。
アドラー心理学のアドラーは、20世紀初めに活躍し、フロイト、ユングとならんで、心理学の三大巨頭とよばれている。
20代から60代の人に「嫌われる勇気」を読んでもらい、心に響いた言葉ベスト3を発表。
第3位 自由とは他人から嫌われることである
たとえば、あまり気のすすまない誘いを受けた時は、ことわってみる。
嫌われる勇気をもつころによって、人間関係のしがらみから解放され、本当にしたいことをする自由がうまれる。
ママ友との対人関係ばかりに目を奪われてしまうと、自分の目の前にある対人関係のことしか意識できなくなりつらくなってくる。
こういうときは、より大きな共同体の声を聞く。
今のママともに嫌われたとしても、他に気のあいそうな人はいないか。趣味のサークルなどで頼れそうな人はいないか、目の前のグループにとらわれずに他のグループで探してみる。
第2位 他人はあなたの期待を満たすために生きているのではない
他人だけでなく、親子にもあてはまる。
親の子育てはたしかに大変だったかもしれないが、老後の面倒など見返りを期待するとトラブルの原因になる。
これだけのことをしたのだから、これだけのことをしてほしいとは思わない方がいい。
何回もオーディオブックを聞いたんだけど、これは覚えていなかったなぁ。
第1位 怒りとは出し入れ可能な道具である
子どもを怒っているお母さんが、電話に出ると丁寧に応対したり、レストランで水をこぼされたときに怒ったりの例は、本にも載っていますね。
本のなかのお母さんは、電話を切ったあと、再度怒っていましたね。
怒りは、相手をコントロールしようとしたり、自分に有利な状況を作るためにも使われる。
なので、アドラーは怒りは出し入れできる道具であり、そもそも怒りはいらないと考えている。
怒りは未熟なコミュニケーションであり、自分は怒っているよと冷静に伝える。
もう少し冷静になれば、怒っていたと思っていたけども怒りではなかったと気づくこともある。
例えば、子どもの帰りが遅くなったとき、怒りの感情が起こるが、よくよく考えたら心配だったり不安だったりする。
だから、子どもが帰ってきたときには「どこをほっつき歩いていたんだ」ではなく、「心配していたんだ」と伝えればよい。
他人との摩擦を減らすコツ
人間の悩みはすべて対人関係の悩みである。
他人と関われば必ず摩擦が生じる。
他人との摩擦を減らすこつは2つ。
自分と他者を比べない
人からどう思われるかを気にしない
何度もオーディオブックを聞いたつもりだったけど、忘れていたりするので、再度聞き直してみよう。今度はどんなところが響くかな?
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