「嫌われる勇気」の岸見一郎がアドラー心理学を語る


「嫌われるのはあなたが自由に生きている証し」

嫌われる勇気」の岸見一郎先生が、アドラー心理学について語っています。

哲学者は古来、「幸福とはなにか?」というテーマに論じてきました。アドラー心理学を学んではじめて気が付いたわけですけども、「自分自身が本当に幸せなのか?」という問いをつきつけたことがなかった。

自分が幸福でもないのに幸福について議論することはほとんど意味がないことに気が付きました。それが、アドラー心理学との最初の出会いのころに覚えた非常に大きな衝撃でした。

本来、哲学者であった岸見一郎先生が、なぜアドラー心理学を学び始めたかというこの話を聞き始めると、著書の中にあった「100点満点の人間なんていない」ということを思い出します。

同時に、誰しもそういうきっかけを受け取っているはずで、それに気づくアンテナを張り巡らせていたり、一歩踏み出して行動できるかがあらためて重要だよなと思ったりします。

アドラー心理学の特徴として、

他の人に自分の課題に介入させない。同時に他の人の課題に介入しない

ことを子どもの問題に介入しようとする親を例に説明しています。

もう一点は、

あらゆる人間の悩みは対人関係の悩みである

ということ。

実際、我々はいろんな問題に悩むわけですけれども、例えばカウンセリングに来られるかたの話に耳を傾けると、必ず対人関係の悩みに結びついているということに気が付きます。

ですから、対人関係というものがうまくいきさえすれば、きっと幸福に生きられるであろう。

この本がベストセラーになった要因のひとつにタイトルもあるかと思うのですが、書名の「嫌われる勇気」とはなんですかという問いには

もし自分のまわりを見渡して、自分のことを嫌う人が誰もいない人がいるとすれば、その人は非常に不自由な生き方としていると言わなければなりません。

逆に、自分が言いたいことをいいしたいことをしている人であれば、きっと周りにその人のことを嫌う人がいるはずなんです。

ですから、自分が嫌われるということは自分が自由に生きているということの証であり、自分が生きるために支払わなければならない代償だと考えています。

代償という言葉が本の中に登場してきたかちょっと思い出せないが、直近では「巨富を築く13の条件」の最初のほうで、目標を達成するためには代償が必ず必要だとあったはず。

「嫌われる勇気」の中では、自分のまわりにいる10人のうちの自分を嫌う1人のことに注意を向けたりする必要はないといった記述に、たしかにその人にこだわりすぎていて、自分によくしてくれる2,3人のことをないがしろにしているように感じたのでしたが、自分のことを嫌う人を代償にするだけでいいなら、こんなに簡単というかラクチンな代償ってないようにも思う。

ダンスを踊るようになど、現時点でひっかかる部分もいろいろあるが、「嫌われる勇気」は読んで、いや、聞いて良かった。

オーディオブックという音声だったので何度も繰り返すことができたが、紙の本のままだと繰り返し読むのはむずかしかったと思う。事実、10分の1くらいで読むのは挫折して音で聴こうと決めたのだった。音声で聴ける機会を与えてくれたFeBe!に感謝。岸見一郎先生のご本人の映像がいつでも見られるYouTubeにも感謝。

対人関係で一歩進む勇気のレベルがまだまだだが、「嫌われる勇気」はこれからも繰り返し聞いて行きたいし、ほかのアドラー心理学についての本もいくつか読んでみよう。

嫌われる勇気の音声は、下のリンクからオーディオブック配信サイトのFebe(フィービー)で購入・ダウンロードできますので、ぜひご利用ください。

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

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